奇誠庸（キ・ソンヨン、２６、スウォンジーシティ）が今季６点目となるゴールを決め、新しい歴史を作った。イングランドプレミアリーグ（ＥＰＬ）で韓国人のシーズン最多得点だ。

奇誠庸は５日（日本時間）、英ロンドンのホワイトハートレーンで行われたトットナム戦で、０－１とリードされた前半１９分、今季６点目となるゴールを決めた。テーラーのパスを受けた奇誠庸はゴール前左側の角度のないところからＧＫの股を抜いてゴール右隅に決めた。

奇誠庸は試合後のインタビューで、「いい知らせをファンに伝えることができてうれしい」と短く答えた。表情は明るくなかった。チームが３－２で敗れたからだ。


奇誠庸は記録について尋ねられると「特別なことはない。チームが最も良い成績で終えることが大きな目標」とし「個人的な記録と目標はその次」と語った。

奇誠庸は２００４－２００５シーズンにマンチェスター・ユナイテッドに入団した朴智星（パク・チソン、３４、引退）の後に続いてプレミアリーグで新しい歴史を作っている。奇誠庸は「韓国人としてプライドがある。より多くのゴールを決めたい」と抱負を語った。奇誠庸のリーグ６得点は個人のシーズン最多得点タイ。

英国メディアも好評した。スカイスポーツは奇誠庸に両チームで最高評点の７点を与えた。奇誠庸とともにスウォンジーシティではシグルドソンが７点を受けた。