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<サッカー>“知日派”監督のFCソウル、鹿島戦の勝利狙う

ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版

FCソウルの崔龍洙(チェ・ヨンス)監督が鹿島アントラーズ(日本)戦を翌日に控えた3日、記者会見している。

“知日派”で日本を乗り越える。FCソウルが4日午後7時30分、ソウルワールドカップ競技場で鹿島アントラーズ(日本)とアジアサッカー連盟(AFC)チャンピオンズリーグH組第2戦を行う。

ソウルは勝ち点3が求められる。先月28日のアウェー第1戦で広州恒大(中国)に0-1で敗れたからだ。序盤に2連敗すれば、16強入りは非常に厳しくなる。

ソウルは“知日派”崔龍洙(チェ・ヨンス)監督(44)に期待をかけている。崔監督は現役時代、Jリーグで5年間プレーした。2001年のジェフユナイテッドをはじめ、京都パープルサンガ、ジュビロ磐田で看板ストライカーとして活躍した。競り合いの強さと決定力で列島を平定した。日本サッカーを誰よりもよく知っている。また、日本の指導者と親しく、最新の情報にも詳しい。


崔監督は鹿島に対する分析もすでに終えた。崔監督は3日の公式記者会見で、「鹿島は昨年Jリーグで最多得点(64得点)したクラブだ。個人技術と才能がある選手が多いうえ、チームワークもよく、両サイドの空間をうまく活用する。伝統的な日本サッカーに近いが、ブラジル的な部分も加わっている」と評価した。鹿島の指揮するトニーニョ・セレーゾ監督(60)がブラジル出身であり、影響を受けたとみられる。しかし崔監督は「強みがあれば弱点があるはず。相手の弱点は今ここで話せないが、うまく攻めていく」と意欲を見せた。

ソウルのDF金珍圭(キム・ジンギュ、30)は「監督は日本戦の経験が豊かで、知識も多い。監督の指示通りにすれば、間違いなく我々が笑いながら終えることができるはず」と自信を見せた。

代表チームでもクラブでも日本サッカーが韓国との対戦で苦戦する部分の一つが闘争心だ。韓国選手は日本戦になれば普段以上の根性を発揮する半面、日本は委縮することが多かった。しかし鹿島も「背水の陣」を敷いている。鹿島も第1戦でウェスタン・シドニー(豪州)に1-3で敗れた。ソウルと同じように勝利が求められる。

鹿島でプレーする元韓国代表のDF黄錫鎬(ファン・ソクホ、26)は「我々はソウルに遊びにきたのではない。選手は精神的によく準備できている。明日の試合はテクニックより競り合いや精神的な部分で勝敗が分かれるだろう。団結力を見せたい」と意気込みを表した。

これに対し金珍圭は「最近、日本サッカーが精神的な部分でかなり強くなったのは事実だ。しかし明日、鹿島が強く出てくれば我々はさらに強く対抗する。勝ち点3を獲得するのに大きな問題はないだろう」と受け返した。



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