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脱グーグルのサムスン・LG

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

LGウォッチ・アーベインLTE

サムスン電子とLG電子が来月2~5日、スペイン・バルセロナで開かれるモバイル・ワールド・コングレス(MWC)2015で自主開発した運営体制(OS)を適用したスマートウォッチを公開する。

スマートフォンOSでグーグルのアンドロイド依存度が高かった韓国内企業等だが、ウェラブル(身につける)機器では「脱グーグル」の動きが現れている。ウェラブル機器からは自らのOS生態系を構築して急成長するモノのインターネット(IoT)市場で独自のOS生態系を確保しようとする戦略が敷かれているという分析だ。

LG電子は26日、MWC2015でスマートウォッチ「LGウォッチ・アーベインLTE(LG Watch Urbane LTE)」を公開すると発表した。新製品のOSはLG電子が自主開発したLGウェラブル・プラットホームだ。スマートウォッチでは世界で初めてLTE通信モジュールを内蔵した。スマートフォンと連動しなくてもこの製品だけで電話通話や各種データ・サービスなどを利用することができる。


近接無線通信(NFC)技術を活用した電子財布サービスも適用した。スマートウォッチをNFC決済機器に接触させれば決済される方式だ。利用者が韓国語で話せば英語、日本語、中国語などに自動翻訳する機能も入れた。

バッテリー容量は前作「LGウォッチ・アーベイン」より1.7倍増加した700ミリアンペアで充電なしで1日程度使用が可能だ。スマートウォッチを外せば画面が自動で消える着用認識機能を追加して不必要なバッテリー消耗も減らした。サムスン電子もMWC2015で自主開発したOSタイゼンを適用した円形スマートウォッチをリリースすると発表された。

サムスン電子は初めてのスマートウォッチのギャラクシーギアとギアライブを除くギア2、ギア2ネオ、ギアSにすべてタイゼンOSを適用した。タイゼンはサムスン電子、インテルなどが主導するタイゼン連合がIoT時代に備えて開発したOSだ。

サムスン電子消費者家電(CE)部門のユン・ブグン社長は今年初めに米国・ラスベガスで開かれたCES2015の基調演説で「2020年まですべての製品をIoTに100%連結できる基盤を備える」と話した。



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