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<サッカー>在日の李忠成が語る日本代表とACL、そして鄭大世

ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版

李忠成

「チャンピオンズリーグは特別だ。鄭大世(チョン・テセ)先輩(31)にも勝つと話した」。

24日、水原(スウォン)ワールドカップ(W杯)競技場で会った李忠成(30)は意欲を見せた。彼は浦和レッズのFWとして韓国を訪問した。

浦和は25日、水原サムスンと水原W杯競技場で2015アジアサッカー連盟(AFC)チャンピオンズリーグ(ACL)1次リーグG組第1戦を行う。この日、浦和は最後の練習をした。


李忠成は徐正源(ソ・ジョンウォン)監督が記者会見で最も警戒すると話した選手だ。20分間行われたミニゲームで李忠成は軽い動きを見せた。突破は鋭く、プレーに自信が満ちていた。右サイドではシザースの個人技を見せた。DFに止められたが、自信あふれる姿だった。

練習を終えて出てきた李忠成に会って話を聞いた。李忠成は「韓国語は少ししか分からない。難しい話は聞き取れない」と理解を求めた。何年ぶりに韓国に来たのかと尋ねると、李忠成は「韓国には20、30回ほど来た。よく来る」とし「いつもよい。韓国料理は本当においしいし、競技場もいい」と語った。

試合では2度目の訪韓という。李忠成はサンフレッチェ広島に所属していた2010年、浦項スティーラースとACL1次リーグのために韓国を訪れた。李忠成は「浦項との試合では負けた。今回は必ず引き分け…いや勝ちたい(韓国語に不慣れなため引き分けと勝つを混乱した)」と語った。当時、李忠成は途中出場し、チームも浦項に1-2で敗れた。

在日の彼は似た環境にいる鄭大世(チョン・テセ)と親しい。在日とは日本に居住する韓国・北朝鮮住民をいう。鄭大世も李忠成と同じ在日だ。李忠成は日本代表を選択し、鄭大世は北朝鮮代表チームのためにプレーする。選択は違うが、年齢の差が1歳の2人はすぐに親しくなり、今は兄弟のような付き合いだという。また李忠成はFC東京で会った同じ年齢のMF呉章銀(オ・ジャンウン、30)とも親しい。「試合前にも連絡をした」という李忠成は「今回は私が勝つと話した」と語った。

李忠成の父の李鉄泰(イ・チョルテ)さんは韓国国籍を持つ。しかし李忠成は2003年に韓国ユース代表に招集された当時、チームメートから「半チョッパリ(日本人を軽蔑する言葉」と言われ、2007年に日本国籍を選択した。日本代表を選択した後、彼はU-23(23歳以下)にも選ばれ、2011年にはサムライブルー(日本A代表チームの愛称)の一員になった。2011年1月に開催されたカタールアジアカップ決勝では豪州を相手に劇的な決勝ゴールを決め、日本の優勝に貢献した。

アジアの頂点を味わった李忠成にACLの意味を尋ねた。彼は「ACLは特別な試合だ。日本代表で頂上に立ったのとは違う」とし「浦和で日本がアジアナンバーワンになることを望む」と抱負を語った。

日本代表への欲も隠さなかった。李忠成はサウサンプトン(イングランド)時代、けがとスランプを経験し、代表チームから遠ざかっていた。これについて李忠成は「けがでサッカーができなかったので(やむを得ない)。サッカーをしていない期間があった」とし「次の(ロシア)W杯に出るために頑張りたい」と話した。



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