Aさんだけではない。壁ドンは昨年から日本ドラマや映画、広告を席巻して人気の真っ最中だ。この壁ドンブームは渡辺あゆの少女漫画『L-DK』から始まって進化した。壁でない床に女性を押し倒すようにして行う「床ドン」に、女性が男性にする「逆壁ドン」まで登場した。昨年、ある衣類会社は購入客に壁ドンをプレゼントするイベントも開いた。服を持って準備された壁のに立つと、男性モデル2人が壁ドンをしながら女性客に「どうしたらこんなに可愛いんだ」、男性には「こいつ、お前は何を着ても似合うんだ」と言う。壁ドンブームを反映するように、先月、東京新聞は安倍晋三首相が朴槿恵(パク・クネ)大統領に壁ドンをする場面を漫評で描いて「不適切だ」という批判が起きたりもした。
論争も熱い。壁ドンはややもすると迫力ではなくただの暴力になる可能性があるという点からだ。AERAも「壁ドンに異議あり!」というタイトルで、壁ドンに拒否反応を示す女性にスポットライトを当てて壁ドンブームにブレーキをかけている。軟弱な草食男子に嫌気がさして迫力を求めているというが、壁ドンは「パーソナルスペースを侵害する暴力行為」というものだ。「上から目線で頭悪そうなセリフをささやかれたら、百年の恋も冷める」(36歳・大学教員)、「パーソナルエリアを侵害して、さらに首元を狙ってドンですよね。本能が拒否します」(36歳・外資系職員)などの反応が紹介された。
論争も熱い。壁ドンはややもすると迫力ではなくただの暴力になる可能性があるという点からだ。AERAも「壁ドンに異議あり!」というタイトルで、壁ドンに拒否反応を示す女性にスポットライトを当てて壁ドンブームにブレーキをかけている。軟弱な草食男子に嫌気がさして迫力を求めているというが、壁ドンは「パーソナルスペースを侵害する暴力行為」というものだ。「上から目線で頭悪そうなセリフをささやかれたら、百年の恋も冷める」(36歳・大学教員)、「パーソナルエリアを侵害して、さらに首元を狙ってドンですよね。本能が拒否します」(36歳・外資系職員)などの反応が紹介された。
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