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サムスン洗濯機破損事件でLG電子社長を起訴

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
韓国検察は「サムスンのドラム式洗濯機故意破損」容疑で趙成珍(LGチョ・ソンジン)LG電子社長(59)など3人を裁判に送った。サムスン電子の告訴で捜査が始まって5カ月目だ。ソウル中央地検刑事4部(部長イ・ジュヒョン)は財物損壊などの容疑でLG電子の趙成珍ホームアプライアンス(HA)事業本部長(社長)とチョ洗濯機研究所長(常務、60)とチョン専務(55)を不拘束起訴したと15日、明らかにした。

趙社長らは昨年9月3日、ドイツ・ベルリンで開かれた国際家電博覧会(IFA)の期間中、家電売り場2カ所でサムスン電子のクリスタル・ブルードラム式洗濯機3台のドア連結部(ヒンジ)を故意に破損させた容疑をもたれている。

検察は関連者20人余りを調査して売り場の閉回路TV(CCTV)映像を確認した結果、チョ社長が膝を曲げたまま洗濯機ドアを両手で強く押すなどしていたため故意性があるとみた。検察は、LG電子が「サムスン電子役職員が証拠物である洗濯機を破損して証拠を操作した」として相互告訴した事件に対しては「証拠不充分」を理由に無嫌疑処分とした。LG電子関係者は「故意の破損証拠があるのか疑問」としながら「法廷で真実が明らかになるだろう」と話した。

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