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「国家情報院の大統領選介入指示」…元世勲元院長に有罪、法廷拘束

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

元世勲(ウォン・セフン)元国家情報院長(63)

国家情報院コメント事件の控訴審で裁判所は元世勲(ウォン・セフン)元国家情報院長(63)の公職選挙法違反容疑に対しても有罪を宣告して法廷拘束した。

ソウル高裁は9日、公職選挙法と国家情報院法違反容疑で起訴された元世勲元院長に対し、「2つの容疑とも有罪」とし懲役3年と資格停止3年を宣告した。昨年9月の国家情報院法違反容疑だけを有罪とし懲役2年6月に執行猶予4年、資格停止3年を宣告した1審判決を覆したのだ。

今回の事件の最大争点である選挙法違反容疑と関連し、裁判所は「2012年8月20日に与党セヌリ党が朴槿恵(パク・クネ)大統領候補を選出した後に行われた国家情報院心理戦団のサイバー活動は選挙介入行為」と判断した。続けて「元世勲元院長がこうした活動を指示した事実が認められる」と明らかにした。


裁判所は国家情報院法違反容疑に対しては心理戦団のサイバー活動が政治関与行為に当たり有罪とする1審判決を支持した。キム・サンファン部長判事は「被告人は国家情報院の機能を特定政党の反対活動に活用し自由民主主義を毀損した」と強調した。

この日元世勲元院長とともに起訴されたイ・ジョンミョン元国家情報院第3次長(57)は懲役1年執行猶予2年、ミン・ビョンジュ元心理戦団長(56)は懲役1年6月執行猶予2年を宣告された。





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