このような政府の発表案に対し、湖南と大田(テジョン)・忠南(チュンナム)地域では反応が分かれた。西大田駅経由を要求してきた大田・忠南地域は、地方自治団体の首長を中心に集団で反発した。権善宅(クォン・ソンテク)大田市長は「忠清と湖南の共生発展を阻害する」と批判した。一方、湖南地域は歓迎する雰囲気だ。専門家は「国土部が鉄道運営の合理性より、“朝三暮四”式に政治的な考慮を優先した」と指摘した。湖南の世論を意識して新線に湖南線という名称を付け、従来の線は西大田駅を通過し、益山(イクサン)で連結を切った。また、大田・忠清の世論を念頭に置いて従来の線には18便残した。
問題は、国土部のこうした政治的な考慮により、利用者の便宜や鉄道の体系的運営は後まわしにされたという点だ。
問題は、国土部のこうした政治的な考慮により、利用者の便宜や鉄道の体系的運営は後まわしにされたという点だ。
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