ヨルダンのパイロット、モアズ・カサスベ(26)中尉を生きたまま燃やして殺害したことに対する正当化論理だ。ムスリムがイスラム経典であるコーランの次に重視する「ハーディス」(予言者マホメット言行録)には「ただアラー(神)だけが火の審判ができる」という一節があり、イスラム圏では火葬も禁じている。
ISはしかし「原則的にアラーのみ火の審判ができるが、完全にこれを禁止するというのではなく謙譲の意味とみるべきだ。予言者マホメットの将軍ビンワリードも犯罪者2人を火あぶりに処した」と主張した。ISが例にあげたビンワリードは西暦600年ごろの人物だが珍しい事例だ。現地ではそのような主張をしなければならないほどISが追い込まれていると解釈した。
「アラーだけが火の審判」アラブ激怒…ヨルダン国王「直接IS爆撃」(2)
ISはしかし「原則的にアラーのみ火の審判ができるが、完全にこれを禁止するというのではなく謙譲の意味とみるべきだ。予言者マホメットの将軍ビンワリードも犯罪者2人を火あぶりに処した」と主張した。ISが例にあげたビンワリードは西暦600年ごろの人物だが珍しい事例だ。現地ではそのような主張をしなければならないほどISが追い込まれていると解釈した。
「アラーだけが火の審判」アラブ激怒…ヨルダン国王「直接IS爆撃」(2)
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