映画『国際市場』が歴代ヒューマンドラマ部門の興行１位に浮上した。

『国際市場』は今月３日までに累積観客１２８１万７２４７人（映画振興委員会統合電算網）を記録し、２０１３年のヒューマンドラマ部門で史上初めて１０００万観客を突破した『７番房の奇跡』が達成した１２８１万１２０６人を超えた。

これに先立ち『国際市場』は、歴代ヒューマンドラマ史上最高のオープニング・スコア（１８万４９７２人）、歴代１月１日最多観客数（７５万１２５３人）等を記録するなど次々と記録を塗り替えている。現在の勢いのままいけば、無理なく１３００万観客を突破するものと予想され、『１０人の泥棒たち』（累積１２９８万３３３０人）と『グエムル－漢江の怪物－』（累積１３０１万９７４０人）の記録を破って歴代韓国映画ボックスオフィス２位（１位『鳴梁』）に入るかもしれないということで、映画界内外からの関心が集まっている。


『国際市場』は、『ＴＳＵＮＡＭＩ　－ツナミ－』（０９年）で１０００万観客を動員したユン・ジェギュン監督の５年の空白期間を破る復帰作。１９５０年代から現在に至るまでの歴史的事件と人物が織りなす激変の時代を、主人公ドクス（ファン・ジョンミン扮）の人生を通じて生き生きと描き出している。２０代から７０代までの年齢帯を演技じているファン・ジョンミンが、韓国現代史を貫き生きてきた親世代の人生にスポットを当てる。夫婦役の俳優ファン・ジョンミンと女優キム・ユンジンの他にも、オ・ダルス、チョン・ジニョン、チャン・ヨンナム、ラ・ミラン、キム・スルギらが出演している。