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韓国における外国人クレジットカード使用、中国が日本抜いて1位

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
外国人が昨年韓国内で使ったクレジットカード使用額が40%近く急増し、初めて10兆ウォン(約1兆800億円)を越えた。中国人のカード使用額が56%で全体の半分を上回った。日本人と米国人がそれぞれ15%、8%でこの後に続いた。中国、日本、米国3カ国の決済額を合わせると80%に達する。また、外国人はソウル明洞(ミョンドン)のショッピング街で最も多くお金を使っていることが分かった。使用額増加率は済州道(チェジュド)と医療業種で高かった。

◆中国・日本・米国人が全体の80%

新韓カードと文化体育観光部が29日に初めて公表した「2014年外国人クレジットカード国内使用額分析」によると、外国人が昨年国内で使ったクレジットカード使用額は10兆9000億ウォンで前年より38.8%増えた。予想通り中国人のカード使用額が56.3%で最も多かった。日本(15.4%)・米国(7.8%)を合わせた比重は79.5%に達する。使用額増加率でも中国が際立って見える。中国人は昨年6兆1300億ウォンを決済した。前年に比べて63%増えた金額だ。


ノービザ入国が緩和された影響が大きかったと分析される。中国人は昨年2月襄陽(ヤンヤン)空港を始め清州(チョンジュ)空港、金海(キムヘ)空港などでも72時間ノービザ入国が許された。決済額増加率が最も高い国はカザフスタン(110.7%)だった。カザフスタンも昨年7月からノービザ入国が始まった。

地域別ではソウルでの決済が7兆9200億ウォンで最も多かった。全体使用額の72.8%に達する。このうち30%は中区(チュング)、13%は江南区(カンナムグ)で使われた。新韓カード関係者は「中区は明洞、江南区はカロスキルにおける外国人のカード使用が多かった」と説明した。

◆医療部門使用額、51%急増

支出額増加率は済州道が圧倒的だ。済州での外国人カード使用は104.6%急増した。中国をはじめ、香港・台湾・シンガポール・マレーシアなど東南アジア圏の観光客が持続的に増加しているためだ。済州道内の免税店ショッピング額がソウル本店の実績を凌駕(りょうが)している点を勘案すれば、済州での外国人消費増加ははるかに大きいものと分析される。

業種別ではショッピングに最も多いお金を使った。ショッピング業種(5兆2000億ウォン)は全体外国人カード使用額の47.7%を占めた。一年前より44.2%急増した。ショッピングに続き宿泊(2兆8200億ウォン)・グルメ(8600億ウォン)業種での使用額が多かった。ショッピング・宿泊・グルメなどを合わせた観光部門の使用額は7兆8800億ウォンと集計された。このうち64.8%は中国人が決済した。

使用額増加率では医療部門が51.3%で最も高かった。医療部門の使用額5000億ウォンの半分に達する金額を中国人(53%)が決済している。ロシア(16.6%)・米国(9.1%)が後に続いた。新韓カード関係者は「中国人は皮膚科、整形外科で支出額が多かった。ロシア人は重症病気治療のために総合病院を多く訪れた」と説明した。医療部門の使用額が最も大きく伸びた国はカザフスタンで、152.9%の増加率を記録した。インドネシア(106.9%)とアラブ首長国連邦(91.2%)等がこの後に続いている。



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