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サムスン、アップルに3年ぶりに単独1位奪われる…「ギャラクシーS6に期待」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
米国アップルが世界のスマートフォン王座を取り戻した。昨年10-12月期、サムスン電子と共同で世界スマートフォン販売数1位を記録した。2011年7-9月期にアップルを抜いて1位となったサムスン電子は3年余りで追い越される危機に面している。アップルの再跳躍と中国のスマートフォンメーカーの激しい追撃の中でサムスン電子の王座が危険だという分析だ。

米国市場調査業者のストラテジーアナリティックス(SA)は昨年10-12月期の世界のスマートフォン市場でサムスン電子とアップルが並んで7450万台を販売し共同1位を記録したと29日に集計した。アップルは今月27日「10-12月期のiPhone(アイフォン)販売数は7450万台」と発表した。サムスン電子はこの日実績を発表したが正確なスマートフォン販売数は公開しなかった。電話会議(カンファレンスコール)で「10-12月期の携帯電話販売数が9500万台で、そのうちスマートフォンの比重は70%台後半」とだけ明らかにした。

共同1位だが事実上「アップルの勝利」という評価だ。SAの集計によれば、サムスン電子の10-12月期のスマートフォン販売数は前年同期(8600万台)より1150万台減った。世界市場占有率は29.6%から19.6%に10%ポイント下落した。一方、アップルの販売数は2350万台増えた。占有率は2%ポイント上昇した。3位と4位は中国のレノボと華為であった。占有率は6.5%と6.3%を記録した。昨年7-9月期の3位と4位を占めたシャオミとLG電子は4位圏外に押し出された。


サムスン電子は2011年7-9月期以降、継続して1位を守ってきた。2013年にはアップルと占有率格差が2倍以上開きもした。しかしギャラクシーS5など主力製品の販売が振るわないうえに中国、インドなど新興市場で現地ブランドの挑戦によって占有率が落ち始めた。

サムスン電子の位置づけが危険になることで新製品ギャラクシーS6に対する期待がより一層高まる雰囲気だ。サムスン電子は今年3月、スペイン・バルセロナで開かれるモバイルワールドコングレス(MWC)でギャラクシーS6とギャラクシーS6エッジを公開後、3月末から販売を始める予定だ。サムスン電子は「高級型スマートフォンには特化機能を適用し、中低価格型はデザインを強化して1位を守る」と話した。



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