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サムスンのタイゼンフォン、インド市場に“安着”

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

サムスン電子が今月14日にインドで発売を開始した低価格スマートフォン「Z1」。(写真提供=韓国経済新聞社)

サムスン電子が今月14日にインドで発売を開始した低価格スマートフォン「Z1」を、近い将来バングラデシュなど他のアジア国家でも販売する計画だ。インド発売10余日ぶりに5万台を超える販売となり、この売れ行きの良さに従ったものだ。Z1はサムスンが低価フォン市場を攻略するために自主開発した運営体制(OS)「タイゼン(Tizen)」を適用したスマートフォンで、インド販売価格は5700ルピー(約1万948円)だ。

サムスンのインド法人マーケティング担当副社長のアシム・ワルシ氏は現地メディアとのインタビューで「Z1は競争が激しい低価フォン市場で期待を越える実績を出している」と話した。ワルシ副社長は「今後、Z1をインド北部ノイダ工場で生産していく」としながら「バングラデシュなどにも近く発売する計画」と説明した。サムスン電子ノイダ工場は月間400万台のスマートフォン生産能力を備えている。

サムスンはシャオミ(小米)など中国ライバル会社よりも低価格のかつ魅力のある製品を出して初めてスマートフォンを購入する消費者層を攻略する戦略でZ1を発売した。Z1を通じてタイゼンの普及拡大も図ろうというのがサムスンの腹案だ。

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