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<アジアカップ>抜てきすれば活躍する「シュティーリケ法則」、今回は朴柱昊(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

シュティーリケ監督

ドイツ出身のシュティーリケ韓国サッカー代表監督(61)は几帳面だ。約束の時間を正確に守り、いつも手帳を持ち歩いてメモをする。小さなことも簡単には決めず、いつも慎重だ。そのシュティーリケが一つのパターンを作り出した。いわゆる「シュティーリケの法則」だ。

シュティーリケ監督は公式インタビューだけでなく取材陣と軽くするインタビューの対象者も簡単には決めない。インタビューに同席する選手は代表チームの昼食後のミーティングで決めるのが慣例だ。大韓サッカー協会の広報チーム職員が取材陣の意見を聞いて一次的に選定するが、最終決定はシュティーリケ監督の役割だ。チョ・ジュンホン広報チーム長は「普通は主軸選手を中心にインタビューをするが、シュティーリケ監督は違う。特定選手に関心が集中すれば負担になれる場合があるため、数人の選手にインタビュー機会を与えようとしている」と伝えた。

ただ順番に取材陣の前に立つのではない。アジアカップでシュティーリケ監督が選んだ選手は次の試合のキープレーヤーだ。16日の豪州とのグループリーグ第3戦を控えた公式記者会見で、シュティーリケ監督は「この席に座る選手は夜中にコンディションに問題が発生しなければ、翌日の試合に出場すると考えればよい」と話した。この日の記者会見に出席した郭泰輝(クァク・テフィ、34、アル・ヒラル)と、21日の準々決勝8強のウズベキスタン戦の公式記者会見に同席した孫興民(ソン・フンミン、23、レバークーゼン)はフル出場した。


インタビューに出てきた選手は試合でも大活躍した。9日のオマーンとのグループリーグ第1戦の公式記者会見に出てきた奇誠庸(キ・ソンヨン、26、スウォンジーシティ)はパス成功率96%をマークし、チームを引っ張った。クウェートとの第2戦を2日後に控えた11日にインタビューをした南泰煕(ナム・テヒ、24、レフウィヤ)と12日の公式記者会見に出てきたチャ・ドゥリ(35、ソウル)は、クウェート戦の前半36分に決勝ゴールを合作した。

また15日に取材陣の前に立った李庭協(イ・ジョンヒョプ、24、尚州)も2日後の豪州とのグループリーグ第3戦で前半33分に決勝ゴールを決めた。ウズベキスタン戦を控えた記者会見に出席した孫興民は2得点して4強入りに貢献した。代表チームの関係者は「シュティーリケ監督に神気があるようだ」と言って驚いた。シュティーリケ監督の指示で豪州戦の記者会見に出てきた郭泰輝は「監督がどういう意味で私を前に出したのか考えた。より多くのことを考える機会だった」と語った。



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