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<アジアカップ>手強いウズベク、知韓派3人に注意

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
これからはトーナメントだ。負ければ終わりだ。初戦から相手は手強い。韓国との対戦になると自信を見せるウズベキスタンだ。

22日午後4時30分(日本時間)にアジアカップの準々決勝で対戦するウズベクは、客観的な戦力では韓国より劣る。韓国は対戦成績8勝1敗2分けと絶対優位だ。国際サッカー連盟(FIFA)ランキングも韓国(69位)がウズベク(71位)より高い。しかしウズベクは最近の韓国戦で相当な戦力を見せている。

対戦成績で圧倒しながらもウズベクが負担になるのは、知韓派が布陣しているからだ。2012年6月にカシモフ監督(45)が就任し、Kリーグに詳しいジェパロフ(33、城南)、カパジェ(34、ロコモティブ・タシケント)が加わると、ウズベクは手強いチームに変貌した。


カシモフ監督は1994年広島アジア競技大会の準決勝で韓国がウズベクに1-0で敗れた試合にMFで出場していた。さらに韓国舞台を経験しているジェパロフとカパジェがいる。

2010年から3年11カ月間、ウズベクのクラブ「ブニョドコル」を引き受けたカシモフ監督は、アジアサッカー連盟(AFC)チャンピオンズリーグでKリーグのチームを相手に3勝2敗2分けをマークした。特に浦項(ポハン)は2012、2013年大会のグループリーグでブニョドコルと4回対戦し、2敗2分けと勝利がなかった。ウズベク代表を引き受けたカシモフ監督はチームの状況によって柔軟にゲームを運び、韓国を苦しめた。ブニョドコルでは速いパスで攻撃サッカーを見せ、代表チームでは守備からスピードある逆襲で韓国のスキを狙った。

ウズベクの主将ジェパロフはソウル城南で通算88試合に出場し、14得点13アシストをマークした。ジェパロフは「後にウズベクに戻っても、韓国を第2の故郷へ考えるだろう」と話すが、勝負では冷静だった。代表チームで韓国と対戦するたびに鋭い攻撃力を見せ、韓国DF陣をかく乱した。

Aマッチ118試合の守備型MFカパジェも韓国サッカーに詳しい。2011年に仁川で30試合に出場し、5得点3アシストをマークしたカパジェは、代表チームでも韓国選手の攻撃を効果的に遮断した。カシモフ監督は18日のサウジとのグループリーグ第3戦で両選手を温存した。ジェパロフは「我々は韓国との歴代対戦成績では劣勢だ。しかしこれはサッカーだ。最後まで最善を尽くす」と語った。

蔚山(ウルサン)を率いて2012年AFCチャンピオンズリーグ準決勝でブニョドコルに2連勝した金鎬坤(キム・ホゴン)サッカー協会副会長(64)は「技術があるウズベクの選手たちが長所を発揮できないように前方からプレスをかける必要がある」と話した。

一方、優勝候補の日本は20日、グループリーグD組第3戦でヨルダンに2-0で勝ち、組1位(3戦全勝)で8強入りした。日本はアラブ首長国連邦(UAE)と4強をかけて対戦する。D組2位(2勝1敗)のイラクはイランと対戦する。



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