脱税疑惑が浮上した俳優チャン・グンソクが番組「三食ごはん」から降板するという。

ＣＪ　Ｅ＆Ｍは１５日、公式報道資料を出し、「水曜日に番組出演者の一人であるチャン・グンソク氏の税金申告漏れ関連の報道があった。これに関し製作スタッフが所属事務所に確認した結果、故意性はなく、すでに課徴金を納付し、法的な責任なく完了したという説明を聞いた」と伝えた。

続いて「ただ、釈明後にも引き続き後続報道が出ていて、多くの視聴者の方がチャン・グンソク氏の出演に憂慮を表していることを知っている」とし「製作スタッフは、チャン・グンソク氏がいま放送に出演するのは時期的に適切でないと判断し、チャン・グンソク氏側と合意し、番組からの降板を決めた」と説明した。


製作スタッフによると、すでに撮影を終えた分からもチャン・グンソクの分量をできるだけ編集する予定だ。また、再編集のため１６日に予定されていた初放送を２３日に延期すると伝えた。

あるメディアは１６日、チャン・グンソクが税金の申告漏れ分と加算税を合わせて１００億ウォン（約１１億円）以上の追徴金を国税庁に納付したと報じた。「ソウル地方国税庁が昨年６月からチャン・グンソクに対する特別税務調査を実施し、その結果、国税庁はチャン・グンソクが海外活動で稼いだ収入を申告しなかった事実を摘発し、チャン・グンソク側から１００億ウォンを追徴した」という内容だった。

これに関しチャン・グンソクの所属事務所ツリージェイカンパニーは「チャン・グンソクとは別に当社の会計上のエラーによって発生した」と釈明し、「直ちに修正申告した後に納付したし、チャン・グンソクは今まで税金に関しては誠実に納付してきた」という立場を明らかにした。

また「チャン・グンソクが外貨収入脱税による特別税務調査を受けたのではない」とし「会社の定期的な税務調査だった。調査に誠実に応じたし、関係当局の調査過程で当社の会計上のエラーによる一部の誤った部分について修正申告後、納付を完了した状態」と伝えた。