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2年連続マイナスのサムスングループ株ファンド、回復するのか(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
8日のサムスン電子のサプライズ実績発表を受け、サムスングループ株が一斉に動き出している。代表株のサムスン電子が市場の期待値を上回る10-12月期の実績を出し、サムスン電機、サムスンSDIなど他の系列会社の実績も底から抜けだしたという期待感が広がったからだ。2年連続でマイナス収益率のサムスングループ株ファンドが収益率を回復するかどうかに投資家の関心が集まっている。

◆サムスングループ株が反騰

サムスン電機、サムスンSDIなどサムスングループ株は8日、サムスン電子の「アーニングサプライズ」から2日連続で値上がりしている。この期間、2.55-9.17%ほど上がった。


最も上昇幅が大きかったのはサムスン電機。2日間で9%以上も値上がりし、先週末の終値は6万1900ウォンとなった。キム・サンピョKB投資証券研究員は「ギャラクシーノート4など新製品の出荷量増加とウォン安ドル高で、サムスン電機の10-12月期の営業利益は318億ウォンと、前年同期からの黒字転換したとみられる」と述べた。キム研究員は「これは市場のコンセンサス(237億ウォン)を上回る数値」とし、投資意見を「買い」に、目標株価を7万5000ウォンに引き上げた。

サムスンSDIも収益性改善に対する期待感から2日間に4%以上も上がった。メリッツ総合金融証券のチ・モクヒョン研究員は「昨年10-12月期、ウォン安ドル高と小型電池の売上増加で、営業利益を前期比98%増の519億ウォンと見込んでいる」とし「今年も電子材料素材事業部門で利益の成長を主導するだろう」という見方を示した。サムスンSDSも同じ期間、3.41%上昇した。チェ・グァンスンSK証券研究員は「昨年7-9月期は物流BPO(業務処理アウトソーシング)売上不振により実績が低調だったが、10-12月期は情報技術(IT)サービス事業が季節的にピークであるうえ物流BPOの売上増加で市場期待値を満たすだろう」と予想した。



2年連続マイナスのサムスングループ株ファンド、回復するのか(2)

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