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アルカイダ、米同時多発テロ以来またテロの前面に

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
2001年9月11日に米同時多発テロを起こしたアルカイダが14年ぶりに世界をテロの危機に追い込む主役として登場した。

フランス日刊紙ルモンドは9日付1面で、「シャルリ・エブド」テロを米同時多発テロに例えた。欧米メディアは一斉に今回のテロ容疑者がアルカイダと関係があると報じた。

ニューヨークタイムズはテロ容疑者兄弟のサイド・クアシ(34)が2011年、イエメンに入って数カ月間にわたり、アラビア半島のアルカイダ(AQAP)で射撃・戦闘などの軍事訓練を受けた、と伝えた。またクアシ兄弟は米国当局のテロ容疑者データベースと飛行禁止リストに名前が載っている。


アルカイダは今回、風刺漫画という民間のソフトターゲットを狙い、テロの波及力、象徴性、実行の可能性の三拍子がそろったテロを起こした。このため米国がこれまで主導してきた対テロ戦争に暗雲が垂れ込めている。

2011年のウサマ・ビンラディン死亡後にも、アルカイダはアルジェリアのアフリカ・アルカイダ支部、ナイジェリアのボコ・ハラムなど、イスラム極端主義勢力が存在するところに支部と連係勢力を作っている。さらにイスラム国(IS)とアルカイダがテロの主導権を争い、テロ脅威が深刻になっている。



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