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日本ロッテ副会長、ホールディングスの取締役からも解任

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
日本ロッテホールディングス副会長の辛東主(シン・ドンジュ)氏が先月26日、主力子会社3カ所から解任されたのに続き、日本ロッテホールディングス取締役職からも解任されたことが分かった。

日本ロッテホールディングスは「8日開かれた臨時株主総会で辛東主副会長の理事解任が承認された」と9日、明らかにした。

辛副会長は昨年12月26日に開かれた臨時取締役会では日本ロッテグループの主力子会社「ロッテ商社」の代表取締役、製菓会社「ロッテ」の取締役、アイスクリーム会社「ロッテアイス」の取締役から解任された事実が今月5日に明らかになった。


日本ロッテホールディングスは韓国と日本のロッテグループを支配する会社だ。したがって辛副会長が主力子会社の取締役解任に続きホールディングスの取締役からも解任されたことは、韓日両国のロッテグループの支配構造に大きな変化が起きている信号と受け取れる。特に日本ロッテホールディングスは辛格浩(シン・ギョクホ)総括会長が持分を掌握している会社なので、辛副会長の解任は新総括会長の意中が反映されたとみられる。

日本ロッテホールディングスは今月8日、日本ロッテ商社の代表取締役から退いた辛副会長の後任に日本ロッテホールディングス・ロッテ代表取締役社長の佃孝之氏が就任したと発表した。

産経新聞も同日、インターネットを通じて辛東主副会長の解任を「ロッテ持ち株会社、重光宏之副会長を経営陣から追放 創業者の長男」というタイトルで報じた。同紙は「創業者の長男である同氏がグループの経営陣から事実上、追放したことで、今後の経営体制のあり方が不透明になったとの見方も浮上している」と報道した。



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