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<アジアカップ>韓国代表、10日にオマーンと初戦

ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版
決戦の日が明日に迫った。シュティーリケ監督が率いるサッカー韓国代表は10日午後4時(日本時間)、豪州アジアカップのグループリーグ第1戦でオマーンと対戦する。

実際、オマーンは客観的な戦力で韓国より劣る。国際サッカー連盟(FIFA)ランキングも韓国は69位、オマーンは93位と大きな差がある。

しかしオマーンは今大会のダークホースだ。昨年末のガルフカップでは準決勝に進出し、相当な実力を見せた。フランス名門オリンピック・リヨンの全盛期を率いたポール・ルゲン監督が長期にわたりチームを指揮し、組織力が高い。


オマーンは韓国サッカーに大きな衝撃を与えたこともある。2003年10月、オマーン・マスカットで行われたアジアカップ予選で、韓国はオマーンに1-3で敗れた。いわゆる“オマーンショック”だ。

当時ゴールを守った選手がアリ・アル・ハブシ(34、ウィガン)だ。アル・ハブシはオマーンで朴智星(パク・チソン)のような存在といえる。オマーンサッカーから初めて欧州に進出した。ボルトンを経て現在はイングランドチャンピオンシップ(2部リーグ)のウィガンでプレーしている。12年前に好セーブでチームを勝利に導いたアル・ハブシは今でもオマーン代表の主力GKだ。アジアカップは2004年に初めての出場し、2007年大会に続いて今回が3回目となる。

オマーンは大会開幕の直前、選手のけがに苦しんでいる。主力DFサド・スハイルはけがのため帰国した。代わりの選手はAマッチ出場経験が1試合のアミル・アル・シャトリ(ドファール)だ。モハメド・ムサラミ(ファンジャ)、スハイル、ザベル・オワイシ(アル・シャバブ)、FWカシム・サイド(アル・ナスル)もけがのため韓国戦出場が不透明だ。オマーンはアル・ハブシに対する依存度が高まるしかない。

韓国にはチャンスだ。アル・ハブシを崩してオマーンショックをリベンジしなければならない。また、そうしてこそ55年ぶりのアジアカップ優勝に向けた力強く前進できる。



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