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韓国株式市場、「SOS信号」で帰ってきた外国人(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
KOSPI(韓国総合株価指数)がサムスン電子のサプライズ実績、国際原油価格の反騰などで1900を回復した。“主砲”は久々に財布を開いた外国人投資家。8日の外国人投資家の買い越し額は1959億ウォン(約215億円)となった。外国人投資家の一日の買い越し額が1000億ウォンを超えたのは先月9日以来。

◆底から抜け出したKOSPI

KOSPIはこの日、1.11%高の1904.65で取引を終えた。3営業日ぶり1900台に乗った。1月のオプション満期日を迎え、プログラム売りが1000億ウォンに迫ったが、外国人を中心に買い注文が広がった。


サムスン(“S”AMSUNG)電子はこの日の取引開始前、10-12月期の営業利益が前期比28.08%増の5兆2000億ウォンと公示した。証券業界の予測値4兆7863億ウォンを8.64%上回る数値だ。サムスン電子のこの日の終値は前日比0.54%高の131万4000ウォンとなった。

NH投資証券のイ・セチョル研究員は「メモリー半導体の好況に、携帯電話部門マーケティング費用削減効果がさらに増えた結果とみられる」とし「半導体の景気を考えると、今年も昨年並みの営業利益を維持できるだろう」と述べた。

ユジン投資証券のイ・ジョン研究員は「ギャラクシーS6など多様なスマートフォン新製品の反応によっては株価の追加上昇もあるかもしれない」という見方を示した。

国際原油(“O”IL)価格の反騰も投資心理につながったという分析だ。7日(現地時間) 米国産標準油種WTIの中心限月2月物は前日比0.72ドル高の1バレルあたり48.65ドルで取引された。原油値が反騰したのは4営業日ぶり。SKイノベーション(上昇率2.87%)、エスオイル(2.65%)、LG化学(2.13%)など石油・化学業種の上場企業の株価も上昇に転じた。

米連邦準備理事会(FRB)の12月の連邦公開市場委員会(FOMC)議事録が公開されたのも、株式市場にプラスに作用したという評価だ。「米国の利上げを急がない(“S”low)」というのがこの日公開された議事録の核心だ。



韓国株式市場、「SOS信号」で帰ってきた外国人(2)

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