サムスン電子の分期実績が反騰した。跳ね上がった幅は予想より大きかった。5兆ウォン(約5465億円)を越える営業利益に証券市場は喜んだ。しかし、ひと息つく暇はない。サムスン電子は3カ月ぶりに流れを変え、これまで蓄積された努力を立証した。それゆえ過去の勝利だ。中国シャオミなどの追撃を振り切らなければならない未来のサムスンの勝負はこれからだ。電子業界のオフシーズンに通じる1-3月期の成績表にすでに関心が集まっている理由だ。
サムスン電子は8日、昨年10-12月期の売り上げが52兆ウォンと暫定集計されたと明らかにした。営業利益は5兆2000億ウォンと予想した。昨年第7-9月期に4兆ウォン台に落ちた営業利益を5兆ウォン台に引き上げたわけだ。売り上げは昨年7-9月期対比9.6%、営業利益は28.1%増えた。これでサムスン電子の昨年の年間売り上げは205兆4800億ウォン、営業利益は24兆9400億ウォンと暫定集計された。
市場は2013年よりはるかに劣る成績(売り上げ-10%、営業利益-32%)だが、10-12月期の実績反騰で流れを取り戻したことにことさら注目した。KB投資証券のイ・ガグン研究員は「証券会社が概して営業利益を4兆ウォン台後半と予想したが9%以上高く出てきた」とし、「サムスン電子実績が市場予測より高く出たのは久しぶり」と話した。7-9月期に8%台に落ちた営業利益率も再び2桁(10%)に戻った。
実績反騰には半導体の力が大きかった。サムスン電子は部門別実績展望を公開してはいないが、証券街では半導体の部分で2兆6000億~2兆7000億ウォンの営業利益を出したと推定した。直前の分期より5000億ウォンほど(19%)多く利益を出したわけだ。2010年7-9月期以降の最大実績という推定も出ている。市場分析会社のIHSによれば、サムスン電子半導体の昨年世界市場占有率は10.9%で1位インテルの14.2%をすぐ後で追撃した。未来アセット証券のト・ヒョンウ研究員は「DRAMの部分で利益が増えてシステム事業部の赤字幅が減ったことでサムスン電子全体の営業利益を5兆ウォンの上に押し上げた」と分析した。モバイル(IM)部門も1兆9000億ウォン前後の営業利益を出したと推定されて「善戦した」という評価を受けた。ただしイ・ガグン研究員は「IM部門の良好な実績は販売量増加よりマーケティング費用縮小など費用削減から出た収益改善である可能性が大きい」と診断した。韓国ウォンが予想ほど上がらず、為替レートもサムスン電子を助けた。
実績反騰したサムスン電子、これからはスマートフォンが勝負のカギ (2)
サムスン電子は8日、昨年10-12月期の売り上げが52兆ウォンと暫定集計されたと明らかにした。営業利益は5兆2000億ウォンと予想した。昨年第7-9月期に4兆ウォン台に落ちた営業利益を5兆ウォン台に引き上げたわけだ。売り上げは昨年7-9月期対比9.6%、営業利益は28.1%増えた。これでサムスン電子の昨年の年間売り上げは205兆4800億ウォン、営業利益は24兆9400億ウォンと暫定集計された。
市場は2013年よりはるかに劣る成績(売り上げ-10%、営業利益-32%)だが、10-12月期の実績反騰で流れを取り戻したことにことさら注目した。KB投資証券のイ・ガグン研究員は「証券会社が概して営業利益を4兆ウォン台後半と予想したが9%以上高く出てきた」とし、「サムスン電子実績が市場予測より高く出たのは久しぶり」と話した。7-9月期に8%台に落ちた営業利益率も再び2桁(10%)に戻った。
実績反騰には半導体の力が大きかった。サムスン電子は部門別実績展望を公開してはいないが、証券街では半導体の部分で2兆6000億~2兆7000億ウォンの営業利益を出したと推定した。直前の分期より5000億ウォンほど(19%)多く利益を出したわけだ。2010年7-9月期以降の最大実績という推定も出ている。市場分析会社のIHSによれば、サムスン電子半導体の昨年世界市場占有率は10.9%で1位インテルの14.2%をすぐ後で追撃した。未来アセット証券のト・ヒョンウ研究員は「DRAMの部分で利益が増えてシステム事業部の赤字幅が減ったことでサムスン電子全体の営業利益を5兆ウォンの上に押し上げた」と分析した。モバイル(IM)部門も1兆9000億ウォン前後の営業利益を出したと推定されて「善戦した」という評価を受けた。ただしイ・ガグン研究員は「IM部門の良好な実績は販売量増加よりマーケティング費用縮小など費用削減から出た収益改善である可能性が大きい」と診断した。韓国ウォンが予想ほど上がらず、為替レートもサムスン電子を助けた。
実績反騰したサムスン電子、これからはスマートフォンが勝負のカギ (2)
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