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<サッカー>蔚山が狙った金民友、サガン鳥栖に残留した理由は?

ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版

金民友(キム・ミンウ)

蔚山現代が狙っていた金民友(キム・ミンウ、25)がサガン鳥栖残留を選択した。

鳥栖は7日(日本時間)、球団公式ホームページで、「MFの金民友(キム・ミンウ)、崔誠根(チェ・ソングン、24)ら韓国選手と2015年まで契約を延長した」と明らかにした。今回の再契約で金民友は日本に残留することになった。

昨季Jリーグ34試合で6得点した金民友には、いくつかの球団が関心を見せていた。左サイドで攻守をこなせる万能MFとして価値が上がったからだ。スポーツニッポンは先月の報道で、「FC東京とカンバ大阪、蔚山現代が金民友の獲得を狙っている」で報じた。


実際、2015シーズンを控えて蔚山の指揮棒を握ることになった尹晶煥(ユン・ジョンファン)監督(42)は、弟子の金民友に関心を見せた。金民友の代理人側も先月、「蔚山と交渉中であるのは事実」と話した。2014シーズンにトレブルを達成したカンバ大阪も好条件で金民友にラブコールを送った。

しかし金民友の選択は鳥栖だった。2009年に延世大から鳥栖に入団した金民友は、尹晶煥監督とともに鳥栖の昇格に貢献した。5シーズンを消化し、Jリーグだけで150試合に出場し、24得点した。

金民友は鳥栖との義理を選んだ。金民友は代理人を通じて、「鳥栖のファンが集まって残ってほしいといわれたのが最も大きかった。鳥栖で果たせなかった夢もある」と残留の理由を明らかにした。鳥栖のファンは金民友の移籍説が出ると、チームに残ってほしいと訴えた。

鳥栖は2014シーズン、Jリーグで首位を走っていたが、8月に尹晶煥監督が突然チームを離れてから揺れた。結局、5位でシーズンを終えた。アジアサッカー連盟(AFC)チャンピオンズリーグ進出権が与えられる3位の鹿島アントラーズ(勝ち点60)と勝ち点で並んだが、得失点で下回った。金民友は「今季はAFCチャンピオンズリーグ進出権を惜しくも逃した。2015シーズンには必ず挑戦してみたい」と述べた。

金民友は現在、シュティーリケ監督(61、ドイツ)が率いる韓国代表に合流している。アジアカップが開幕する前に所属チームと再契約を完了した金民友は、悩みを解消して大会に集中することになった。



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