“ダークホース”と評価されるオマーンにけが人が続出している。オマーン日刊紙タイムズ・オブ・オマーンは６日（日本時間）、「代表チームの主力選手５人が大小のけがを抱えている」と報じた。

このメディアによると、この５人の選手はＧＫムハナドド・アル・ジャビ（２３、アルコブラ）をはじめ、ＤＦモハメド・アル・ムサラミ（２４）、サド・スハミル（２７、以上ファンジャ）、ＭＦザベル・アル・オワイシ（２５、アルシブ）、ＦＷクァシム・サイド（２５、アル・ナスル）で攻守の核心メンバーという評価だ。

特にＧＫアル・ジャビは、チームの精神的な柱であるアリ・アル・ハブシ （３４、ウィーガン）に次ぐ第２のＧＫの新鋭。英国での試合日程のため５日にオマーン代表に合流したアル・ハブシのコンディション回復が遅れる場合、試合に出る可能性が高い選手だ。


クウェートは組織力に問題があると評価されている。昨年１１月に開催されたガルフカップのグループリーグ試合でオマーンに０－５で敗れた。クウェートサッカー協会はオーマン戦の後、ブラジル出身のジョアン・ビエイラ監督（６２）を更迭し、チュニジア出身のナビル・マルム監督（５３）を選任した。アジアカップの２カ月前に新監督を迎えたクウェートは、組織力を高める時間もなかったと指摘されている。個人のスキルは高いが、攻守で揺れるしかない理由だ。クウェートは最近行ったＡマッチ３試合で１敗２分けと勝利がない。攻守ともに振るわず、３得点・８失点だ。

開催国であり優勝候補の豪州は強みのゴール決定力を失っている。豪州代表の戦力の核心はＦＷだ。アジアカップ最終エントリーにも看板ストライカーのティム・ケーヒル（３６、ニューヨーク・レッドブルズ）を含む６人のＦＷを選抜したほどだ。韓国、日本などライバルチームはＦＷ選手が３、４人だ。しかし豪州は最近のＡマッチ３試合で１得点しかしていない。長所が消えた豪州は最近の３試合で２敗１分けと勝っていない。