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<アジアカップ>韓国代表、55年ぶり優勝に向けてキャンベラ入り

ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版

シドニーでの練習を終えたサッカー韓国代表が、アジアカップ初戦が行われるキャンベラに移動した。写真はシュティーリケ監督が豪州で新年のあいさつをする姿。(写真=大韓サッカー協会提供)

代表チームの最古参チャ・ドゥリ(35、FCソウル)は今回のアジアカップを最後に代表チームから引退する。(写真=ISフォト)

キャンベラが約束の地になるだろうか。55年ぶりの優勝を狙うサッカー韓国代表が、豪州アジアカップのためキャンベラ入りした。12月28日(日本時間)からシドニーで練習してきた韓国代表は、4日にサウジアラビアと最後の練習試合(2-0勝)を行い、6日にキャンベラに移動した。韓国代表はここで10日にオマーンと、13日にはクウェートと、A組グループリーグ第1・2戦を行う。開催国の豪州との第3戦は17日にブリスベンで行われる。

韓国はアジアの盟主という自負心を抱いている。1986年メキシコ大会から8大会連続でワールドカップ(W杯)の舞台を踏んだ。アジアの多くのチームは韓国とぶつかれば守備固めのサッカーをする。

しかしアジアカップで韓国サッカーの存在感は薄い。初代大会だった1954年、1960年に2連覇を果たして以来、55年間も優勝がない。暗い歴史も多かった。1996年アラブ首長国連邦(UAE)大会の準々決勝では、イランに2-6で惨敗した。2007年の東南アジア4カ国アジアカップでは、選手が大会期間中に飲酒したことが明らかになり、大きな問題となった。韓国は2007年、2011年カタール大会ともに4強で敗退した。


シュティーリケ監督(61、ドイツ)が率いる韓国代表は今回、アジアカップのジンクスを払拭するという覚悟だ。何よりモチベーションが高い。韓国は大きな関心を集めた昨年夏のブラジルW杯で期待以下の競技力を見せ、グループリーグで敗退した。結果だけでなく内容面でも振るわず、大きな失望感を抱かせた。

大極戦士はブラジルW杯の痛みをアジアカップで払拭するという意志で団結している。最古参のチャ・ドゥリ(35、FCソウル)は「アジアカップ後に代表から引退する」とし、4年前の朴智星(パク・チソン、34)のように背水の陣を敷いた。シュティーリケ監督も最終エントリー選抜の時から情熱とハングリー精神を強調した。

グループリーグの日程は悪くない。A組の4チームのうち一つの都市で2試合を連続でする国は韓国だけだ。また、キャンベラの練習場は代表チームの宿舎から車で15分以内のところにある。移動時間が少なく、疲労を最小化できる。韓国がキャンベラでオマーンとクウェートに勝てば、豪州との第3戦は負担なく臨める。

シュティーリケ監督は先月27日の出国前のインタビューで、「決勝戦まで進出し、最終的に優勝できるまで最善を尽くす姿を見せる」と抱負を語った。



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