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今年初の対北ビラ散布…北朝鮮の反応に注目

ⓒ 中央日報日本語版
今年に入り初めて北朝鮮向けのビラ散布が再開された事実が確認され、南北対話の局面にどのような影響を及ぼすのか注目が集まっている。

6日、韓国警察によると、民間団体「北朝鮮同胞直接支援運動」は5日午後7時ごろ、京畿道漣川郡(キョンギド・ヨンチョングン)で対北ビラ60万枚ほどを飛ばした。このビラは江原道鉄原(チョルウォン)地域に飛ばされたが、北朝鮮地域に渡ったかどうかは具体的に確認されなかった。

最近、北朝鮮が対南非難を自制するなど南北対話の雰囲気が高まる中での今回のビラ散布は、南北の関係改善に悪影響を与えるおそれがある。


北朝鮮はビラ散布を口実に、昨年10月、第2次高位級接触を拒否する等この問題に対して敏感に反応してきた。金正恩(キム・ジョンウン)第1書記の新年の挨拶にも「韓国当局は体制冒とくを中断すべき」の部分があった。これは対北ビラ散布の中断などを含む要求だと解釈される。

このため北朝鮮が今回のビラ散布に難癖をつけて韓国政府が提案した当局間の対話に応じない可能性も排除できなくなった。



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