◆南北関係=今回の新年の辞は、これまでの新年の辞に比べて対南メッセージに特に精魂を込めていた。題名であり一年の政策目標であるスローガンも「祖国解放70周年になる今年に民族皆が力を合わせて自主統一の大通路を開こう」だった。「統一」という単語を18回使い、分量も全体1万504字のうち2007字となる5分の1を南北問題に割いた。対南提案内容も破格的だった。以下は南北関係に関する発言要旨だ。
「南北間の対話と交渉、交流と接触を活発にして断絶した民族のきずなと血脈をつなぎ、南北関係に大転換・大変革をもたらさなければならない。北と南はこれ以上無意味な言い争いやつまらない問題で時間と精力を無駄にしてはならず、南北関係の歴史を新たに書き記さなければならない。私たちは南朝鮮当局が真に対話を通じて南北関係を改善しようとする立場ならば、中断された高位級接触も再開でき、部分別の会談も行うことができる。雰囲気と環境がつくられれば最高位級会談もできない理由はない。私たちは今後も対話・交渉を実質的に進展させるためにすべての努力を尽くす」
「新年の辞」2割が南北関係…自信にあふれた金正恩(2)
「南北間の対話と交渉、交流と接触を活発にして断絶した民族のきずなと血脈をつなぎ、南北関係に大転換・大変革をもたらさなければならない。北と南はこれ以上無意味な言い争いやつまらない問題で時間と精力を無駄にしてはならず、南北関係の歴史を新たに書き記さなければならない。私たちは南朝鮮当局が真に対話を通じて南北関係を改善しようとする立場ならば、中断された高位級接触も再開でき、部分別の会談も行うことができる。雰囲気と環境がつくられれば最高位級会談もできない理由はない。私たちは今後も対話・交渉を実質的に進展させるためにすべての努力を尽くす」
「新年の辞」2割が南北関係…自信にあふれた金正恩(2)
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