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北朝鮮、韓日米情報共有約定に「軍事的挑発」強力反発

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
北朝鮮が30日、韓日米情報共有約定の締結に対して「軍事的挑発」だとしながら強力に反発する立場を表明した。最近インターネット接続障害を見せている対南宣伝用ウェブサイト「我が民族同士」を通じてだ。個人ペンネームの文で寄稿された今回の文章で北側は「(情報共有約定は)欺瞞的な北威嚇説に基づいて私たちの共和国を軍事的に圧殺して侵略するための厳重な反共和国の軍事的挑発」と主張した。

特に北朝鮮は情報共有約定で「米国・南朝鮮・日本の間の三角軍事同盟の構築が本格化することになり、朝鮮半島と東北アジア地域にとっては核戦争の危険性が、いつになく一層濃厚に垂れ込めることになった」として、核兵器を通した威嚇を繰り返した。これは韓日米が情報共有約定を根拠にして前面に出した北朝鮮核・ミサイル威嚇に対する「売り言葉に買い言葉」対応と解説されている。韓日米の3角共助を強調して伝統的な南方3角vs北方3角(北朝鮮・中国・ロシア)構図で状況を引っ張っていくという意図も読み取れる。

引き続き北側は「韓国が百年の宿敵と軍事的な結託に出た」として「民族の安寧と尊厳は眼中にもない希代の反逆息子」と韓国政府を非難した。だが「今回の事態の張本人は米国」としながら南側よりも米国の責任が大きいという点を強調した。これはソニー・ピクチャーズエンタテインメント映画会社のハッキング事件で触発された北米対立局面が影響を及ぼしたとみられる。


これに先立ち韓日米の3カ国は29日「北朝鮮核ミサイル威嚇に関する韓日米情報共有約定」を締結と同時に発効させた。これは1987年の韓米軍事秘密保護協定と米日軍事秘密保護協定を根拠に3カ国が軍事秘密を共有する方法と手続きを初めて整えた措置だ。



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