美しい日没の名所に挙げられる忠清南道泰安郡安眠島の花池海水浴場。ハルミ岩の横で日が沈んでいる。
タンクッ日没・日の出祭りのロウソク灯り儀式(左)と大勢の観光客が集まる虎尾(ホミ)岬の日の出祭り(右)。
日の入り(日没)の名所としては忠清南道泰安郡安眠島(チュンチョンナムド・テアングン・アンミョンド)の花池(コッチ)海水浴場を最高とする人が多い。ハルミ・ハルアビ岩の間に太陽が絵画のように落ちる。仁川江華島(インチョン・カンファド)ナクチョ村の日没と広い干潟の優しい調和は一見に値する。日が沈む時刻になると、約5万9500平方メートル(1万8000坪)の干潟が赤く燃え上がる。
日の出の名所も多い。蔚山(ウルサン)の艮絶串/竿切串(カンジョルゴッ)は韓半島(朝鮮半島)の陸地で真っ先に日の出を見ることができる場所として知られている。
艮絶串/竿切串の近くにある丘に上がると、1920年に建てられた灯台と日の出の光景を同時にカメラに収めることができる。慶尚北道浦項市(キョンサンブクド・ポハンシ)の虎尾(ホミ)岬には「共生の手」という巨大な彫刻像が海に立っている。日の出になると、太陽を手におさめているかのような幽玄な光景が演出される。
驚くべきことに日の入と日の出を同時に見られる所もある。忠清南道唐津市(チュンチョンナムド・タンジンシ)のウェモク村が代表的だ。この村は西海岸(ソヘアン)にあるが両側が海に囲まれていて日の出も鑑賞できる。地台が高い石門閣に上がると、島の上に浮かぶ太陽を見ることができる。全羅南道海南郡(ヘナムグン)のタンクッ(地の果て)村も同じだ。「地の果て」というイメージまで加わり、数多くの観光客が一年の終わりと始まりをここで送る。獅子峯(サジャボ)の頂上のタンクッ展望台で日の入りと日の出をどちらも見ることができる。
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