2006年、広島ファンが黒田博樹を応援するプラカードを掲げている。黒田は「力が残っている時に広島に戻る」と約束し、結局、これを守った。(中央フォト)
2012年にニューヨーク・ヤンキースに移籍した彼の地位はさらに高まった。ドジャースも、ヤンキースも複数年契約を提示したが、黒田は1年契約を選択した。「怠けたくはない。登板するたびに自分を完全燃焼させたい。期待に応えられない時の怖さを維持したい」と彼は語った。「非経済的」選択をした黒田は常に引退を覚悟して投げた。
今年も11勝9敗、防御率3,71という成績を残すと、ヤンキースはシーズン終了前から黒田に再契約の意向を明らかにした。サンディエゴは年俸1800万ドル(約198億ウォン)を提示した。。しかし40歳を控えた黒田はまた「非経済的」選択をした。8年間の米国生活を終えて広島に復帰することを決めたのだ。黒田は「広島のユニホームを着て投げるのは私の野球人生の最後の決断であり挑戦」と述べた。
スポーツニッポンの報道によると、黒田の来年の年俸は4億円という。米国で受ける金額の20%にもならない。今回も黒田は1年契約をした。お金ではなく気持ちが伴った彼らしい選択だった。
<野球>メジャーの1800万ドル劏り4億円で広島に復帰した黒田(1)
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