イ・ビョンナム長
大韓航空の“ナッツリターン”議論の真っ最中に、16日京畿道(キョンギド)利川市(イチョンシ)のLG人和院で彼に会った。問題についての直接的な言及は避けたが「最悪な経営者は組織構成員に侮蔑感を感じさせる人」と遠回しに話した。
イ院長は「90年代末、外国為替危機の時に事業売却とリストラを先導しながら反発する社員らを見て『人間尊重経営』についての悩みが始まった」として「人々が目を輝かせて働ける会社をどのようにして作ることができるのかに対する答えを、この20年間探してきた」と切り出した。
答えを探せたのだろうか。彼は「市場を見る観点から変えることで企業と人間が違って見える」とした。市場にあらゆる事を任せれば良いという自由放任主義や、市場は政府が規制すべきだというような両極端的な観点から脱却しようということだ。
彼は「市場は自己調節能力と多様性を必要とする生態系」として「最近グローバルに広がっている共有経済も市場という生態系が進化する過程から出てきた代案たちの1つ」と説明した。
「最悪の企業経営者は、社員に侮蔑感あたえる人」=韓国(2)
この記事を読んで…