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韓国代表団、11年ぶりに国際科学オリンピックで「ノーゴールド」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
アルゼンチンで2~11日開かれた国際科学オリンピックで韓国代表団が銀メダル4個、銅メダル2個を獲得した。2004年の大会初参加以来金メダルを1つも取れなかったのは初めてだ。

一部では「政府が受賞実績を入試に反映できないようにしたため志願者が減ったことが影響を与えた」という分析も出ている。2012年163人、昨年202人だった志願者数字は今年155人に減った。

この国際科学オリンピックは物理・化学・生物を中心に科学全分野にかけて3回試験を受ける。国家ごとに15才未満の中学生6人まで参加が可能だ。韓国は2012年イラン大会を除いて毎年出場した。2006年(ブラジル)、2008年〔韓国昌原(チャンウォン)〕大会時は金メダル6個を獲得し総合1位となり、2010年、2011年には総合2位(それぞれ金メダル3個)を記録した。しかし、2011年政府が学外教育を根絶するとして国際科学オリンピックなどの校外受賞実績を生活記録簿に書かないことにしてから順位が落ちた。昨年は金メダル1個、銀メダル5個で総合6位に終わり、ついに今年は「ノーゴールド」の上にランク外に押し出された。


2006~2012年韓国代表団長を務めたイ・サンチョン国際科学オリンピック委員会長〔慶南(キョンナム)大学ナノ新素材工学科教授〕はこのような結果について「入試に反映できないようにした影響が大きい」と批判した。イ会長は「以前は進学に役に立つからと多くの学生が挑戦したがもう何をしても記録に書けなくなったため雰囲気が変わった」とし、「国家が優秀な人材を認めて培わなければならない」と話した。

韓国創意財団ムン・イリョン英才教育事業室長は「代表団が帰国し次第、成績下落の原因を総合的に分析する」と話した。



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