朴槿恵(パク・クネ)大統領をよく知る人であるほど、それは不可能だと首を横に振る。過去のハンナラ党(現セヌリ党)代表時代から周囲にナンバー2を作らない朴大統領の「統治哲学」のためだ。朴大統領はいくら側近でも、独自の権力を行使すると感じれば直ちに距離をおく。2009年に金武星(キム・ムソン)議員が親李(明博)系の推戴を受けて院内代表を狙うと、「親朴には座長がない」として破門を宣告したのが代表的な例だ。
2012年の大統領選当時、親朴系の元老グループ「7人会」が、朴槿恵候補に影響力を行使しているという報道があった。すると朴候補は直ちに7人会のメンバーを遠ざけ始めた。その一部のメンバーとはいまだにぎこちない関係という。
2012年の大統領選当時、親朴系の元老グループ「7人会」が、朴槿恵候補に影響力を行使しているという報道があった。すると朴候補は直ちに7人会のメンバーを遠ざけ始めた。その一部のメンバーとはいまだにぎこちない関係という。
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