趙応天(チョ・ウンチョン)前公職紀綱秘書官
--文書流出事件の責任者に挙がっている。
「私とパク・グァンチョン警正(警視正)が非常に悪い人間になってしまった。私が政権に参加しながら持っていた道徳性・正当性・純粋性が崩れる危機に陥った。最後のステージで(純粋な意図が)変質し、(文書を)流出させたようになってしまった。もどかしく、悔しい」
--当時の状況をそのまま話すのがよいのでは。
「一言間違えれば大統領に迷惑をかけるおそれもある。私ひとりの問題ではなく、むやみに話しにくい側面がある」
--あなたは朴志晩会長の人だといわれている。
「私はただ大統領の人だったにすぎない。にもかかわらず外では、過去の仕事のために私と朴会長を結びようとする」 (※趙前秘書官は朴会長が1994年、麻薬法違反容疑で拘束された当時の担当検事だった)
--現在、朴会長とはどんな関係なのか。
「初めて会う時の関係がそうだったため、朴会長が私を軽く見ることはない。やや厄介だと思っている部分もある。私も朴会長がオーダーを出してもそのまま従う人ではない」
--秘書官当時、内部の葛藤はなかったのか。
「我々がすることに不満を抱く人たちがいたかもしれないが、我々は本当にすべてを尽くして忠実に仕事を遂行した」
趙応天前秘書官「私は監視犬…私にほえるなという人は大統領だけ」(2)
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