アニメーションの製作に飛び込んだサンドラ・オーは「アニメがあまりにも労働集約的な作業と思われ、まだ行く道は遠い」と語った。(写真=レバー・ローキン)
--『グレイズ・アナトミー』以後の近況は。
「シカゴの由緒ある公演会場ビクトリーガーデンシアターで『死と少女』という演劇に出演した。色々な面で大変な挑戦だったが、舞台の上で新しい活気を得られた」
--『Window Horses』プロジェクトに参加したきっかけは。
「互いに違う人たちを開いた心で理解して包容しようという寛容のメッセージ、文化的多様性を背負った、ある若い女性が自分らしい主体的な声を訪ねて行く過程に同感したからだ」
--この頃流行している3Dアニメとは違って絵が極めて単純だ。
「初めは見慣れないこともあるだろうが、独創的な絵のおかげで人々がより簡単に作品に没頭し、さらに大きな感動を得られるだろうと思っている」
サンドラ・オーはクラウドファンディングサイトの「インディーゴーゴー(www.indiegogo.com)」で製作費を募っている。今月6日までに13万カナダドル(約1億2700万ウォン)を集めるのが目標だ。アニメ『Window Horses』は最低限のラインを使う伝統的技法で作品を描いた。
--製作費の募金を何故するのか。
「作品のメッセージともよく合うからだ。全世界の多様な人々が共に参加して作る映画になったら良いだろう。遠く韓国からでも多くの方々が小さい力でも加えてくれたらと思う」
--韓国ファンに伝えたいことは。
「親密な愛と応援のおかげで、これまで孤独にならず女優の道を歩んでこられた」
サンドラ・オーはカナダのモントリオールの国立演劇院を卒業後、演劇やテレビ、独立映画界を行き来して経歴を積み重ねた。2004年にアレクサンダー・ペイン監督の『サイドウェイ』で個性的な演技を披露してハリウッドを代表する演技派のアジア系女優に位置した。
その後、ABCの人気医学ドラマ『グレイズ・アナトミー』でクリスティーナ・ヤン博士役にキャスティングされてシーズン1(2005年)からシーズン10(2014年)までの10年間で220本に出演した。『グレイズ・アナトミー』は、サンドラ・オーにゴールデングローブ賞(2005年)や米俳優組合賞(2007年)、テレビ部門助演女優賞を抱かせた。メリッサ・マッカーシー、スーザン・サランドン、キャシー・ベイツなどと共に出演したコメディ映画『タミー(Tammy)』が今年7月に公開されて全世界的で1億ドル以上の興行成績をおさめた。
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