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朴大統領に国は個人より重要、「命賭ける」という表現もはばからず(1)

ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版
#朴槿恵(パク・クネ)大統領の秘書室長を務めた与党セヌリ党の李鶴宰(イ・ハクジェ)議員は昨年夏に朴大統領に会った。国家情報院コメント事件でソウル・光化門(クァンファムン)でデモが続いていた時だ。李議員が尋ねた。「大変ではないですか。大統領になる前より複雑なことが多いようです」。するとすぐに「そうではありません」という言葉が返ってきた。李議員が理由を尋ねると朴大統領はこのように答えた。「国民が私に解決しなければならないいろいろな難題を与えたということだけでも、国民のために働くということだけでも幸せです」。李議員は、「私しかおらず聞き心地のよい話をする必要がない状況だったのにそのように話したので驚いた」と述べた。

#昨年2月、金容俊(キム・ヨンジュン)前引継委員長が首相候補から落馬した。金前委員長が候補辞退を宣言した日の夜、朴大統領と電話した。金前委員長が当時中央SUNDAYとのインタビューで明らかにした対話内容。「朴当選者が『私は想像できない悪性デマまで出てきたが持ち堪えたのにここで崩れたらどうするのか』と話した。そこで『首相はやめるが今後はいつでも当選者を助けます。必要ならいつでも呼んで使ってください』と話すと、『命を賭けて国を守ることができるか』と尋ねた。そうするとこたえた。私と当選者の2人で泣きながら話し『ともに命を賭けて国を守ろう』と約束した」。

朴大統領を近くで見守った人たちの証言だ。朴大統領は国と国民に対する献身を強調し、「命を賭けて」という悲壮な表現もはばからない。朴大統領にとって国というものは個人の生活に優先する最上位概念であるわけだ。(中央SUNDAY第403号)

朴大統領に国は個人より重要、「命賭ける」という表現もはばからず(2)

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