イタリアは世界的な有形文化遺産が多い国らしく、文化財の修復学校や研究所が多くレベルも高い。特にローマ、フィレンツェ、ヴェネツィアなど昔の遺跡の栄華が輝く都市は、伝統ある修復学校を自慢にしている。それだけに入試競争率も激しい。非常に少人数を選んで完ぺきに教育するためだ。
ローマにある「高等保存修復研究所(ISCR)」傘下の国立修復学校(SCUOLA)はその中でも第1級に挙げられる名門だ。1939年に設立されて75年の歴史を誇る。4年制だったが2009年に5年制に変わった。1年の選抜定員は12人前後なので、この学校に入るために3年、4年をかける学生も多い。学部で考古学、美術史、化学などの関連専攻を履修して志願するため、すでに一定水準に到達した専門家たちだ。それで教育過程で彼らに与えられる修復対象は、模造品や見本ではなく実際のオリジナル遺物だ。それほど学生たちを信じてしっかりと学べる条件を整えてくれる。教授1人あたりの学生数が5人で、熱心に教える。何よりも、なぜこの遺物を補修するのかという修復の倫理をしっかりと学ばせてくれる。
11月5日に訪ねた学校は、実習室ごとに真剣に遺物に向き合っている学生たちの熱気で満ちていた。興味深いのは在学生の90%が女子学生だということ。男性のための「ブルークォーター」を考慮していると校長が愚痴るほどだった。女性により向いている作業の特性が、「女超」現象を産んだ形だった。
もう1つ、試験があまりにも難しくて突破が難しいとみると外国人学生がいないということ。だが、その高い壁を乗り越えた、たった1人の中国人の女子学生が昨年入学したという。やる気旺盛な韓国人も、この分野だけは難関だったようだ。イタリア語が上手でなければならず修復に関する基礎過程の履修で苦労したのだろう。中国と中国人の勢いが、日がたつにつれ激しくなるばかりだ。
ローマにある「高等保存修復研究所(ISCR)」傘下の国立修復学校(SCUOLA)はその中でも第1級に挙げられる名門だ。1939年に設立されて75年の歴史を誇る。4年制だったが2009年に5年制に変わった。1年の選抜定員は12人前後なので、この学校に入るために3年、4年をかける学生も多い。学部で考古学、美術史、化学などの関連専攻を履修して志願するため、すでに一定水準に到達した専門家たちだ。それで教育過程で彼らに与えられる修復対象は、模造品や見本ではなく実際のオリジナル遺物だ。それほど学生たちを信じてしっかりと学べる条件を整えてくれる。教授1人あたりの学生数が5人で、熱心に教える。何よりも、なぜこの遺物を補修するのかという修復の倫理をしっかりと学ばせてくれる。
11月5日に訪ねた学校は、実習室ごとに真剣に遺物に向き合っている学生たちの熱気で満ちていた。興味深いのは在学生の90%が女子学生だということ。男性のための「ブルークォーター」を考慮していると校長が愚痴るほどだった。女性により向いている作業の特性が、「女超」現象を産んだ形だった。
もう1つ、試験があまりにも難しくて突破が難しいとみると外国人学生がいないということ。だが、その高い壁を乗り越えた、たった1人の中国人の女子学生が昨年入学したという。やる気旺盛な韓国人も、この分野だけは難関だったようだ。イタリア語が上手でなければならず修復に関する基礎過程の履修で苦労したのだろう。中国と中国人の勢いが、日がたつにつれ激しくなるばかりだ。
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