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セウォル号事故当時より冷え込んだ消費心理=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
今月の消費心理がセウォル号事故当時より冷え込んでいる。

韓国銀行(韓銀)によると、11月の消費者心理指数は103と、前月比2ポイント下落した。これは昨年9月(102)以来14カ月ぶりの最低水準。セウォル号事故直後の今年5月(105)より低い。

消費者心理指数は人々が景気をどう感じているのか示す指数だ。2003年から2013年までの平均値を100として算出する。数値が低くなるほど消費者が景気を悲観的に見ていることを意味する。


セウォル号事故の余波で下落したこの指数は、崔ギョン煥(チェ・ギョンファン)経済チームの景気対策、韓銀の政策金利引き下げの影響で8、9月は107に反騰した。しかし10月には105に下がり、今月はさらに落ちた。

チョン・ギョンベ韓銀統計調査チーム長は「米国の量的緩和終了、円安など対外経済条件の悪化で、今後の景気回復に対する消費者の期待感が弱まった」と分析した。韓銀はこの日出した「地域経済報告書」でも「今年10、11月の国内景気は緩やかに改善しているが、回復のモメンタムが強くない」とし、特に「消費回復の動きが微弱で、企業も保守的な投資態度を維持している」と指摘した。



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