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駐韓米国大使、ハングルツイッター外交 …市民「感動」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

朴大統領が21日、青瓦台でリッパート駐韓米国大使を案内している(写真上)。リッパート大使が16日にツイッターに載せた龍山基地の韓国軍将兵と食事をする場面。

朴槿恵(パク・クネ)大統領がマーク・リッパート駐韓米国大使(41)に会った。朴大統領は21日午後、信任状を捧呈するため青瓦台(チョンワデ、大統領府)を訪問したリッパート大使と25分間ほど歓談した。朴大統領は信任状捧呈のため青瓦台を訪れる駐韓外国大使とは普通15分間ほど個別歓談するが、リッパート大使とは10分間ほど長く対話したという。

この席で朴大統領は北朝鮮の核問題に対する韓米の緊密な連携を評価し、「国際社会が北核不用の立場を一貫して堅持し、北の核放棄を誘導する必要がある。国際社会の団結は大きな力を発揮することができる」と述べた。これに対しリッパート大使は「現在の国際社会のモメンタムをうまく生かし、北朝鮮の非核化進展と核問題の最終的解決のために努力を続けていきたい」と答えた。

また朴大統領は「アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議でオバマ大統領と統一基盤の形成など有益な対話をした」と述べた。リッパート大使は「幅広く深みのある韓米同盟とグローバルパートナーシップへの発展は、両国首脳のリーダーシップとビジョンによる」と話した。


リッパート大使は韓国赴任前から注目を浴びた。歴代最年少の駐韓米大使で、オバマ大統領の最側近であるという点でだ。しかし最近は韓国国民に近づこうとする気さくな姿で人気を呼んでいる。

特にツイッターを活用した「140字公共外交」が外交関係者の間で話題になっている。リッパート大使の疎通手段はツイッターだ。赴任直後の2日にツイッターを開設したリッパート大使は、一日に数件のコメントを載せ、自分の日常や考えを伝えている。20日には愛犬グリクスビーと一緒に光化門交差点の横断歩道を渡る写真をツイッターに掲載した。「妻ロビン、グリクスビーと一緒に大使館まで歩いて出勤した」というコメントを添えてだ。

韓国語を勉強中のリッパート大使は短い文章はハングルで書いたりもする。16日にリッパート大使が将兵と一緒に撮った写真に「今日の昼は龍山基地で食事をしました。新しい友達-韓国軍人-うれしい!」というコメントを載せると、「自分でハングル入力されたのですか」という質問を受けた。リッパート大使が「はい、そうです」と答えると、「うわあ、感動です」という反応が返ってきた。リッパート大使は「ありがとうございます。韓国語の学生です。おもしろいです!」と答えた。

あるフォロワーが映画『雪国列車』を紹介する動画とともに「大使様に韓国映画をお勧めします」とコメントすると、リッパート大使は「映画の推薦、ありがとうございます!」と答えた。このようにややぎこちない表現にむしろリッパート大使の努力が見えるという反応が多い。在韓米大使館の関係者は「リッパート大使が載せるハングルのコメントは職員の助けを受けず自分で書いたもの」と説明した。

外交関係者もリッパート大使の疎通の努力に驚く雰囲気だ。外交部の当局者は「最近、米国で各国大使に公共外交を強調しているのと軌を一にする」と話した。



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