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大鐘賞映画祭、最優秀作品賞は『鳴梁』

ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版

映画『鳴梁』

反転はなかった。21日午後にソウル汝矣島(ヨイド)KBSホールで開催された第51回大鐘賞映画祭で、映画『鳴梁』が最優秀作品賞に選ばれた。

受賞直後に舞台に立ったキム・ハンミン監督は「1985年に地下カフェで、ある狂った2人の兄弟が動く絵を見せるといって人々にチケット代を受けて見せた。それがまさに映画の始まりだった。列車が大変な速度で到着する映画だったが、当時、観客はみんな驚きを禁じ得なかったという」とし、淡々と受賞の所感を続けた。そして「映画は現実を赤裸々に見せ、また治癒したりもする。葛藤と分裂が蔓延する大韓民国に『鳴梁』が皆さんに力を与えた映画になったことを、また、今後もそうなることを願う」と語った。

映画『鳴梁』は忠武公李舜臣(イ・スンシン)の鳴梁大捷をテーマにした作品。歴代ボックスオフィス興行1位記録(累積観客数17600万9019人)を更新し、大ヒットした。


今年で51回目を迎えた大鐘賞映画祭は「半世紀を越え、新たな10年に向かって」というスローガンで進行された。シン・ヒョンジュン、オム・ジョンファ、オ・マンソクが司会を務めた。



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