韓国金融当局が、統一後の南北経済統合のための「金融プラン」を公開した。要旨は1960~70年代の韓国の成長モデルを北朝鮮に適用して韓国・北朝鮮の間の格差を早期に狭めるというものだ。このために20年間で5000億ドル(約550兆ウォン)の投資資金が必要だと推算されている。
申斉潤(シン・ジェユン)金融委員長は同じ内容を骨子とした「韓半島(朝鮮半島)統一と金融の役割・政策課題」を19日に発表する予定だ。金融委は統合の衝撃を減らすためには、まず韓国・北朝鮮間の経済力格差の緩和が急務だとした。ドイツの場合、統一当時の西ドイツの名目国内総生産(GDP)が東ドイツの9.7倍だったが、現在の韓国は北朝鮮の42.5倍水準だ。金融委が提示した目標は、現在の北朝鮮の1人あたりのGDP1251ドルを20年後には1万ドルに引き上げることだ。このためには鉄道・道路などのインフラ拡充に1400億ドル、主な産業育成に350億ドルなど5000億ドルの投資が必要だと推算される。政策金融機関が2500億~3000億ドルを用意して、残りは民間投資と海外開発援助で充てるのが目標だ。
申斉潤(シン・ジェユン)金融委員長は同じ内容を骨子とした「韓半島(朝鮮半島)統一と金融の役割・政策課題」を19日に発表する予定だ。金融委は統合の衝撃を減らすためには、まず韓国・北朝鮮間の経済力格差の緩和が急務だとした。ドイツの場合、統一当時の西ドイツの名目国内総生産(GDP)が東ドイツの9.7倍だったが、現在の韓国は北朝鮮の42.5倍水準だ。金融委が提示した目標は、現在の北朝鮮の1人あたりのGDP1251ドルを20年後には1万ドルに引き上げることだ。このためには鉄道・道路などのインフラ拡充に1400億ドル、主な産業育成に350億ドルなど5000億ドルの投資が必要だと推算される。政策金融機関が2500億~3000億ドルを用意して、残りは民間投資と海外開発援助で充てるのが目標だ。
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