イラン戦遠征ジンクスを払拭しようと意気込んでいた韓国サッカーの挑戦がまた失敗に終わった。善戦しながらも痛恨の失点を許して敗れた。韓国に何度も苦しめたイランの看板MFジャバド・ネクナム(34、オサスナ)がまた天敵となった。
韓国は18日、テヘランのアザディスタジアムで行われたイランサッカー代表とのAマッチ親善試合で後半37分、途中出場のFWサルダル・アズムン(19、ルビン・カザン)にゴールを許し、0-1で敗れた。14日にヨルダンを1-0で降した韓国は、Aマッチ遠征2連戦を1勝1敗で終えた。シュティーリケ監督の就任後の通算成績は2勝2敗となった。
ジンクスは繰り返された。“アジアサッカーの盟主”を自負する韓国は唯一イランとのアウェー戦では力を発揮できない。イランとのアウェー6試合では一度も勝てず、4敗2分けとなった。対戦場所のアザディスタジアム(海抜高度1273メートル)は雉岳山(チアクサン)の頂上(海抜高度1288メートル)と似た高さに位置し、韓国選手の体力消耗が激しいのも原因だ。韓国はこの日の敗戦でイランとの対戦成績が9勝12敗7分けとなった。
勝負は体力が落ちた後半終盤に分かれた。アーク正面で許したFKからネクナムが右足で蹴ったボールが左側と右側のゴールポストに順に当たってこぼれたところ、アズムンが走りこんで頭に決めた。アズムンがGKの金鎮鉉(キム・ジンヒョン、27、セレッソ大阪)と接触して倒す場面があったが、審判はキーパーチャージの反則を認めなかった。
両チームは90分間、激しくプレーした。セットピースの状況では毎回、肉弾戦を彷彿させる接触プレーが見られた。激しいタックルが続き、あちこちで選手が倒れた。後半ロスタイムには雰囲気がエスカレートし、両チームの選手がもみ合う場面もあった。韓国のシュティーリケ監督(60)は試合後、「誤審で奪われたゴールを容認できない」とし、グラウンドに飛び出して激しく抗議した。
<サッカー>韓国、またイランに敗れる…アウェー4敗2分け(2)
韓国は18日、テヘランのアザディスタジアムで行われたイランサッカー代表とのAマッチ親善試合で後半37分、途中出場のFWサルダル・アズムン(19、ルビン・カザン)にゴールを許し、0-1で敗れた。14日にヨルダンを1-0で降した韓国は、Aマッチ遠征2連戦を1勝1敗で終えた。シュティーリケ監督の就任後の通算成績は2勝2敗となった。
ジンクスは繰り返された。“アジアサッカーの盟主”を自負する韓国は唯一イランとのアウェー戦では力を発揮できない。イランとのアウェー6試合では一度も勝てず、4敗2分けとなった。対戦場所のアザディスタジアム(海抜高度1273メートル)は雉岳山(チアクサン)の頂上(海抜高度1288メートル)と似た高さに位置し、韓国選手の体力消耗が激しいのも原因だ。韓国はこの日の敗戦でイランとの対戦成績が9勝12敗7分けとなった。
勝負は体力が落ちた後半終盤に分かれた。アーク正面で許したFKからネクナムが右足で蹴ったボールが左側と右側のゴールポストに順に当たってこぼれたところ、アズムンが走りこんで頭に決めた。アズムンがGKの金鎮鉉(キム・ジンヒョン、27、セレッソ大阪)と接触して倒す場面があったが、審判はキーパーチャージの反則を認めなかった。
両チームは90分間、激しくプレーした。セットピースの状況では毎回、肉弾戦を彷彿させる接触プレーが見られた。激しいタックルが続き、あちこちで選手が倒れた。後半ロスタイムには雰囲気がエスカレートし、両チームの選手がもみ合う場面もあった。韓国のシュティーリケ監督(60)は試合後、「誤審で奪われたゴールを容認できない」とし、グラウンドに飛び出して激しく抗議した。
<サッカー>韓国、またイランに敗れる…アウェー4敗2分け(2)
この記事を読んで…