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朴大統領、出国前から「3カ国会談」カード準備(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

朴大統領が13日午前、ミャンマー国際会議センターで開かれたEAS首脳会議に出席した。朴大統領、オバマ米大統領、アキノ比大統領、ボルキア・ブルネイ国王(左から)が移動している。朴大統領はこの日午後、ミャンマーでの日程を終え、G20首脳会議に出席するため豪州に向けて出発した。

朴槿恵(パク・クネ)大統領が13日、韓日中首脳会談カードを取り出した。ミャンマーの首都ネピドーで開かれたASEAN(東南アジア諸国連合)プラス3(韓日中)会議でだ。

3カ国首脳会談の提案は朴大統領の発言の後半部で電撃的に出てきた。朴大統領は自身の「北東アジア平和協力構想」を先に紹介し、「ASEANが見せた協力増進と葛藤解消、信頼構築状況を北東アジアに適用しようとした」と説明した。そして「9月にソウルで韓日中3カ国の高級事務レベル協議(SOM、次官補級)を開催したのに続き、近いうちに韓日中外相会談が開かれ、これを土台に韓日中3カ国首脳会談も開催されることを希望する」と述べた。

朴大統領はこの日、李克強中国首相と安倍晋三日本首相の間に座った。朴大統領と安倍首相は会議の前、他の首脳と一緒に手を握り合い、明るく笑う姿も演出した。


複数の政府消息筋によると、韓日中首脳会談カードはアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議のために出国する前から準備されていたという。政府関係者は「APEC首脳会議を控えて開かれたSOMで、韓日中の間で年内の外相会談開催が必要だという意見をまとめた」とし「政府内では3カ国首脳会談開催をその延長線で提案する案を検討してきた」と述べた。別の関係者は「日中関係が実現の障害物となっていたが、今回、日中首脳会談が行われたことで、韓日中首脳会談の提案に弾みがつく可能性もある」とし「その間、日本と中国も3カ国首脳会談の必要性については実務レベルで何度も取り上げてきた」と伝えた。

毎年開催されてきた韓日中3カ国首脳会談は2012年5月以降開かれていない。政府関係者によると、昨年の議長国が韓国だった。しかし日中関係の悪化などで会談を開けず、今年も韓国が議長国を維持しているという。それだけに政府内では議長国として会談の提案をする必要性も大きかったという。9月のSOMでも3カ国閣僚会談からしようという共感は形成されたという。しかし歴史歪曲問題に対する日本の誠意ある態度変化を促す中国の頑強な態度のため、議論は進まなかった。



朴大統領、出国前から「3カ国会談」カード準備(2)

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