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英国の美食家たちもほれ込んだ韓国料理

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

ジュディ・ジョーシェフが英国の美食家たちに韓国料理を披露している。(写真=ジェフ・ムーア)

フェイ・マシュラー(Fay Maschler)、トム・パーカー・ボウルズ(Tom Parker Bowles)。私たちには聞きなれない名前だが、英国の美食界を思いのままにしている人物たちだ。ロンドンの夕刊紙イブニング・スタンダードのマシュラー氏の一言でレストランがはやったり、つぶれたりする。トム・パーカー・ボウルズ氏は、母親のカミラ・パーカー・ボウルズ(チャールズ皇太子夫人のコーンウォール公爵夫人)ほどではないが、やはり著名なグルメ評論家だ。

彼らが先月9日、一堂に集まった。307年になる英国最高の食材デパート、フォートナムメイソンが毎週開く「フォートナム・サパークラブ」だが、「この名前では2年だが似たような形式は数百年続けてきた」(イワン・ベンターズ最高経営者)という食道楽の場だ。まさに韓国料理のためであり焼酎のためだった。デパート史上2つとも初めてだという。広州窯で作った焼酎の火尭(ファヨ)がデパートに入店したことを記念したものだった。

シェフは在米同胞のジュディ・ジョー(Judy Joo)氏だった。人気料理番組『アイアンシェフ-英国編』に出演して名声を得たが、もともとは米国コロンビア大を卒業後、ゴールドマンサックスで働いた金融家だった。ロンドンで韓国式レストランを出した際に投資家でアラブ首長国連邦(UAE)のマンスール王子の側近が参加し現地でも話題になった。酒は光州窯のチョ・ヒギョン企画理事が担当した。


料理は3コースだった。前菜は韓国式の味付けチキンだった。コチュジャンの味が結構強かった。メイン料理は海苔でまいたカルビ煮込み、デザートにはホットクが出てきた。その合い間に焼酎も出てきた。カクテルとしてストレートでも提供された。

現地の批評家たちはどんな反応を見せたのだろうか。マシュラー氏は「先週食べた5つ」の文の中に韓国式味付けチキンを含めた。ボウルズはツイッターに「素敵な夕べだった」としてジュディ・ジョーシェフに感謝を伝えた。「嘘は言わない。本当においしかった」(ウィンター)、「私が今まで食べてみた最高の料理の中の1つ」(デスマジョリー)という反応もあった。ジュディ・ジョーシェフはこの後「サパークラブチケット(45ポンド、7万6000ウォン)が24時間で売り切れたと聞いた」として「大変な成功だった」と語っていた。



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