警察が故シン・ヘチョルの剖検を３日に国立科学捜査研究院（国科捜）に依頼する見込みだ。

ソウル松坡警察署は１日午前１０時から、故シン・ヘチョルが腸狭窄で手術を受けたソウル松坡区のＳ病院を家宅捜索している。警察によると、捜査官７、８人を派遣してシン・ヘチョルの診療記録などを確保したという。

また警察は、シン・ヘチョルの遺族から昨日Ｓ病院の診療記録の一部を受けて調査に着手したと明らかにし、遺族から受けた資料だけでなく追加の診療記録やコンピューターなどを調べている。シン・ヘチョルの診療記録には、先月１７日に腸狭窄の手術を受けた後に退院し、腹痛などを訴えて病院に行った内容、入退院を繰り返した内容、病院側が鎮痛剤を投与した内容などが詳細に書かれている。警察はこの記録に基づき、専門家の意見を参考にし、病院側に不適切な診療があったかどうかなどを検討する方針だ。故人の剖検は３日に国立科学捜査研究院に依頼する見込みだ。


これに先立ち３１日午前、故シン・ヘチョルの遺体を乗せた霊柩車はソウル追慕公園火葬場に向かったが、火葬の前にイ・スンチョル、ユン・ドヒョン、ユン・ジョンシン、ＰＳＹなど故シン・ヘチョルの同僚は死亡をめぐる疑惑を確実に整理するため遺族に剖検を要請し、結局、火葬は中断された。