李大浩（イ・デホ、３２、ソフトバンク）が日本シリーズを平定している。

李大浩は２８日、福岡ヤフオクドームで行われた日本シリーズ第３戦に４番で先発出場し、５打数３安打２打点をマークした。李大浩の活躍でソフトバンクは阪神を５－１で降し、シリーズの成績を２勝１敗とした。

李大浩は序盤から打撃感覚が良かった。１回裏、一死二塁から李大浩は阪神の先発・藤浪晋太郎の１５１キロの直球をライト前に弾き返した。打球があまりにも速すぎて二塁走者の内川はホームに帰れず、打点にはならなかった。３回の打席でもレフト前ヒットを放った李大浩は５回、遊フライで倒れた。


３－０とリードした６回裏、二死満塁のチャンスで、李大浩は阪神の２番手・安藤優也とフルカウントの勝負の末、センター前に落ちるヒットを打ち、二塁走者まで生還した。だめ押しの２打点タイムリーとなった。李大浩は８回裏、二死二、三塁のチャンスでは空振り三振に倒れた。

今回の日本シリーズで李大浩の活躍は目を引く。２６日の第２戦ではチームが１－０とリードした４回、左翼にソロ本塁打を放った。２－１でソフトバンクが勝ったこの試合では、李大浩の本塁打が決勝打点となった。李大浩は日本シリーズ３戦とも４番で出場し、１２打数４安打１本塁打４打点、打率３割３分３厘をマークしている。

一方、阪神の呉昇桓（オ・スンファン、３２）はこの日、登板しなかった。