ケリー米国務長官は２４日、ワシントンで尹炳世（ユン・ビョンセ）外交部長官、韓民求（ハン・ミング）国防部長官およびヘーゲル米国防長官が出席した「外交・安保長官２プラス２会議」を開いた後、記者会見で「在韓米軍の縮小をいま取り上げるのはあまりにも早すぎる」とし「単に北朝鮮との非核化対話に入るだけでは在韓米軍の縮小に関するいかなる措置も議論できない」と明らかにした。

韓米両国は会議後に発表した声明で、「北は非核化交渉に復帰するべきだ」と促した。両国は韓米原子力協定交渉に相当な進展があると評価した。しかし具体的な内容は明らかにしなかった。また、多様な形態の対話を通じた中国との建設的な協力が重要であり、南シナ海での平和・安定の維持、海上の安保と安全、航海の自由の重要性を強調した。

両国は韓日米３カ国間の安保協力と調整も拡大することにした。両国は声明で「北東アジアの平和のための核心軸（リンチピン）を越えるグローバルパートナーシップに韓米同盟を発展させることに協力し、エボラウイルスとイスラム国などに積極的に対処する」と合意した。