現代自動車の今年７－９月期の営業利益が為替レートの下落やストライキなどの影響で４年ぶりに最低値を記録した。

現代自動車は２３日、ソウル良才洞（ヤンジェドン）社屋で開かれた経営実績発表会で、７－９月期の売り上げ２１兆２８０４億ウォン（約２兆１６２０億円）、営業利益１兆６４８７億ウォン、当期純利益１兆６１５１億ウォンを記録したと発表した。

昨年同期に比べて売上額は２．２％増えたが、営業利益は昨年の２兆１０１億ウォンより１８．０％減少し、当期純利益は２８．３％減少した。今年の営業利益規模は２０１０年１０－１２月期（１兆２３７０億ウォン）以降、約４年ぶりの最低値となった。


現代自動車の関係者は、韓国通信社「聯合ニュース」とのインタビューで「新車効果などに後押しされて販売は増えたが、７－９月期の平均為替レートが前年同期に比べ約６％下落するなど２００８年４－６月期以降で最低水準だっただけでなく、国内工場の稼動率が低下して収益性が落ちた」と明らかにした。