隔世の感だ。2000年代初めに日本を抜き世界最大の造船国になったと喜んだのが数日前のようだが、いつのまにか造船産業が苛酷な構造調整を必要とする産業になってしまったという話だ。建造量で1位の座はすでに数年前に中国に渡しており、それでも高級船舶分野ではリードしていると自衛したが、もうそうした分野でも中国の追撃が激しくなり、最近の円安で日本企業まで“回春”しており事情はさらに厳しくなっている。
さらに心配なのは韓国の多くの主力産業が造船産業と同様の困難に陥っているということだ。その増加速度は鈍化しても売上高が増え続けてはいる自動車はまだ事情が良いが、携帯電話、ディスプレー、テレビ、半導体、石油化学など他の産業は売上高自体が落ちている状況だ。
【コラム】韓国の製造業の未来を考える(2)
さらに心配なのは韓国の多くの主力産業が造船産業と同様の困難に陥っているということだ。その増加速度は鈍化しても売上高が増え続けてはいる自動車はまだ事情が良いが、携帯電話、ディスプレー、テレビ、半導体、石油化学など他の産業は売上高自体が落ちている状況だ。
【コラム】韓国の製造業の未来を考える(2)
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