まず「金正恩の男」の筆頭とされた馬元春(マ・ウォンチュン)国防委設計局長(58)が66日間、姿を現していない。白頭山(ペクドゥサン)建築研究院の設計員だった馬元春は後継者の金正恩の心をつかみ、執権後の2012年5月に労働党副部長(次官級)に就いた。北朝鮮が金正恩時代の「記念碑的創造物」として強調する江原道馬息嶺スキー場や平壌の文繍(ムンス)ウォーターパークなどが馬元春の作品だ。こうした功労を認めて金正恩は馬元春に中将(星2つ、韓国の少将)階級も付けた。建設現場を訪問した金正恩の隣がいつも馬元春の席だった。しかし馬元春が金正恩の建設現場訪問に随行しなかった。病床から復帰した金正恩の最初の日程(14日、労働新聞報道)が衛星科学者住宅地区の訪問だったが、馬元春の姿はなかった。22日には官営メディアが金正恩の延豊(ヨンプン)科学者休養所訪問を伝えたが、その時も馬元春は登場しなかった。
対北朝鮮情報関係者は「8月中旬に馬元春が最後の公開活動をしたのが延豊科学者休養所建設現場だった」とし「馬元春は労働党の幹部のうち比較的若い方であり、健康問題があるとは考えにくい。竣工後の最初の訪問から抜けたというのは、何か事故があった可能性を見せている」と述べた。
金正恩の40日潜行後、李炳哲・馬元春らが失䣧(2)
対北朝鮮情報関係者は「8月中旬に馬元春が最後の公開活動をしたのが延豊科学者休養所建設現場だった」とし「馬元春は労働党の幹部のうち比較的若い方であり、健康問題があるとは考えにくい。竣工後の最初の訪問から抜けたというのは、何か事故があった可能性を見せている」と述べた。
金正恩の40日潜行後、李炳哲・馬元春らが失䣧(2)
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